GTA6のマップはどれほど広くなるのか。ハリケーンや野生動物、強盗や警察の追跡はどう変わるのか。2026年9月29日に公開されたGame Informerの特集では、レオナイダの探索やジェイソンとルシアの関係をはじめ、さまざまな新情報が紹介されました。
この記事では、Game InformerのGTA6特集「Grand Theft Auto VI – Welcome to Leonida」の内容をテーマ別にまとめます。マップの広さや天候、動物、車両盗難の仕組みから、主人公と仲間たちの人物像まで紹介します。
注目したいポイント
- マップはGTA5の約2倍の規模と紹介。広さに加え、屋上・路地・屋内や街の密度にも注力。
- 局地的な雨、虹、熱帯性暴風雨、ハリケーンを表現。
- 動物は170種超。鳥は60種超、陸上の哺乳類は30種超と説明。
- 6段階の手配度と「Heat」による追跡。髪型・服装・逃走車両も関係。
- 主人公2人の切り替え、関係づくり、車両盗難アプリなどの仕組みにも言及。
Game Informer特集の概要と主な情報
GTA6が表紙を飾るのは、Game Informer第382号・2026年11月号です。9月29日にデジタル版が公開され、14ページの特集には開発者へのインタビューと新規スクリーンショット12点が掲載されています。
Rockstar Gamesの案内によると、この特集はGame Informerのアプリで無料で読むことができます。紙版は定期購読でも入手でき、日本への配送にも対応しています。
出典:Game Informerの表紙・特集発表/デジタル版公開告知
| テーマ | 概要 |
|---|---|
| マップ・地域 | GTA5比約2倍の規模と6地域、都市と地方の景観 |
| 主人公の関係 | 切り替え、友人・恋愛関係、物語に関わる選択 |
| 車両・スマートフォン | 盗難方法、防犯機能、WAiNK、RydeMe、SNS |
| 強盗・警察 | 単独・2人での強盗、6段階の手配度、Heat |
| 天候 | 局地的な雨、虹、風、暴風雨とハリケーン |
| 動物 | 170種超の生物、動物の追跡、毛や羽の表現 |
| アクティビティ・NPC | 8種類の遊び、住民の会話と外見の多様化 |
| 登場人物 | 主人公と仲間たちの背景・関係 |
| 現地取材・開発方針 | フロリダの文化と景観をどうレオナイダに反映するか |
マップはGTA5の約2倍の規模。レオナイダの6地域を紹介
開発責任者のAaron Garbutは、GTA6のマップをRockstar史上最大とし、GTA5の約2倍の規模と説明しています。広さだけでなく街も細部まで作り込まれ、大通りに加えて屋上や路地、建物の内部にも力を入れています。
ストーリーを進めるだけでは訪れない場所もあり、自由に探索することで、レオナイダ各地の異なる景色や人々の暮らしに触れられます。ミッションの目的地へ向かう途中で寄り道する楽しみも増えそうです。
6地域の特徴
| 地域 | 特集で紹介された特徴 |
|---|---|
| バイスシティ Vice City | 幾何学的な装飾が特徴のアールデコ建築や海岸、クルーズ船の港がある都市。道路の混雑や渋滞は警察からの逃走にも関わります。 |
| レオナイダキーズ Leonida Keys | フロリダキーズを思わせる島々。物語の序盤でジェイソンが麻薬運び屋の仕事をする地域として紹介されています。 |
| グラスリバーズ Grassrivers | フロリダの広大な湿地帯「エバーグレーズ」を思わせる地域。爬虫類が生息し、銃で武装して野外で暮らす人々もいます。 |
| ポート・ゲルホーン Port Gellhorn | 放棄された観光施設、安いモーテル、荒廃した商業施設が並ぶ地域です。 |
| アンブロシア Ambrosia | 工場や製油所のある工業地域。地元のバイカー集団も登場します。 |
| カラガ山の国立公園 Mount Kalaga National Park | 州北部の自然豊かな地域。レオナイダと、作中の地名「Gloriana」の州境に位置します。 |
都市以外の景観と遊びの場
地方には、四輪バギー(ATV)で走る未舗装のコース、泥地にバイクや四輪バギーが集まるイベント、夜に行われるデモリション・ダービー(車同士をぶつけ合う競技)、マウンテンバイクで走る道などがあります。農場、高級牧場、私有のゴルフ場、特徴的な岩や流木のある海岸も紹介されています。
砂丘でのモトクロス(オフロードバイクで起伏のある地形を走る競技)や、湖でのバス釣りも取り上げられています。都会を離れて、レオナイダの自然の中で過ごす楽しみも広がりそうです。
Game Informerの記者は、オーランドのテーマパークや、宇宙ロケットの発射施設が集まる「スペースコースト」をモデルにした場所も登場するのか、Rockstarの環境美術担当Paul MacPhersonに質問しています。MacPhersonは、実在する場所をそのまま再現するとは限らないものの、フロリダらしい景観や体験を作ることを目指していると説明しました。フロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートやNASAケネディ宇宙センターをヒントにした、GTA独自の施設が登場する可能性もありそうです。
ジェイソンとルシアの切り替え・関係づくり
操作する主人公は、GTA5と同様に切り替えられます。GTA6ではジェイソンとルシアが一緒にミッションへ参加する場面も多く、2人の関係づくりもゲームの要素として紹介されています。
ジェイソンとルシアは、2人で協力して強盗を行うパートナーです。しかし、簡単に稼げるはずだった仕事が失敗したことをきっかけに、バイスシティからレオナイダ全域に広がる犯罪の陰謀へ巻き込まれます。2人は互いを支えながら、その陰謀を解き明かしていくことになります。
友人として過ごすか、恋愛関係を深めるか
ジェイソンとルシアのパートナー関係を解消することはできませんが、2人が友人として付き合うか、恋愛関係を深めるかは、ストーリー中の選択や普段の行動によって変わります。
- 2人でミッションや行動を共にする。
- 手をつなぐ、相手のためにドアを開ける。
- 電話やメッセージに素早く応答する。
関係づくりは任意で、友人として付き合う場合と恋人になる場合で、ゲームプレイ上のメリットに差はありません。好みの付き合い方を楽しめる仕組みで、2人の絆は物語の展開にも関わります。
大小の選択が物語の方向に影響
プレイヤーの大きな決断だけでなく、日々の小さな選択も物語の展開に関わります。別の選択をすると2人の関係や物語がどう変わるのか、繰り返し遊んで確かめる楽しみもありそうです。
車両盗難・移動アプリ・スマートフォン
車種によって盗み方が変わる
車は従来の方法で盗めるものもあれば、専用の道具が必要なものもあります。高級車には高度な防犯機能や追跡装置が搭載されており、車種に合わせて盗み方を考える必要があります。
スマートフォンのアプリ「WAiNK」では、車をスキャンして防犯機能を調べられます。自分の車として登録する費用と、盗難車の買い取り業者へ売る場合の推定価格も表示されます。盗んだ車を自分で使うか、売ってお金に換えるかを判断する材料になりそうです。
RydeMeで移動。相乗りの乗客とも会話
配車アプリ「RydeMe」を使うと、車を呼んで素早く移動できます。相乗りを選んだ場合は、同じ車に乗る乗客との会話も楽しめます。また、マップ画面は衛星画像のような見た目に改良されています。
SNSは閲覧可能。主人公自身は投稿しない
ジェイソンとルシアは犯罪者として追われる立場のため、自分たちの写真や動画をSNSへ投稿しません。一方、Snapmaticなどで他の人の投稿を閲覧することはできます。
ラジオではさまざまな楽曲に加え、GTAらしいユーモアのある広告も流れます。
強盗・お金・6段階の手配度と警察の追跡
強盗は単独でも2人でも実行
強盗は単独でも2人でも実行でき、一緒に仕事をすることでジェイソンとルシアの関係も深まります。短時間で派手に押し切るか、静かに時間をかけるかによって、警察の対応も変わります。
お金を稼ぐこともミッションの進行に関わり、収入の状況に応じて挑戦できるミッションが解放されます。
Heatでは容姿や現場の情報も追跡に関わる
手配度は6段階に戻ります。新たな「Heat」システムでは、警察が事件の通報や犯人の容姿、現場での居場所などの情報を集めて追跡します。警察の視界から逃れるだけでなく、犯人として知られた外見や逃走車両を変えることも重要になります。
- 服装・髪型を変える:店舗や理髪店を利用した外見の変更が、追跡を避ける手段になります。
- 逃走車両を捨てる:使用していた車両から離れることも、逃走の手段として挙げられています。
- 2人で別方向へ逃げる:警察が2人を追っている場合、注意を分散させられることがあります。
片方が逃げ切っても、もう片方が逮捕されれば「Busted」(逮捕による失敗)になります。2人で犯罪に関わったときは、相方も逃げ切れるように行動する必要があります。
天候:局地的な雨・虹・暴風雨・ハリケーン
GTA6では、場所ごとに天候が変わります。自分のいる場所は晴れていても、近くの別の場所では雨が降っていることがあります。また、雨がやんだ後も地面の濡れや水たまりが残り、雨が降った跡を確認できます。
遠くに見える雨雲の下では実際に雨が降る
雲は空を移動し、晴天の雲から雷を伴う大きな雲まで表現されます。遠くに見える嵐は単なる背景ではなく、その場所では実際に雨が降っていると説明されています。
光の条件が合えば虹も現れます。雨上がりの濡れた地面や水たまりに加え、空の景色からも天候の移り変わりを感じられます。
風は建物や地形の影響を受ける
日没後に沖へ吹く風や、暖まった空気が上昇することで生まれる風、建物が風を遮る影響まで表現されます。髪やごみが風に動き、水面には波が立ち、湿地の草も揺れます。空模様だけでなく、周囲の物の動きからも風の強さや流れが伝わるようになっています。
熱帯性暴風雨とハリケーンが登場
フロリダを題材にしたレオナイダには、熱帯性暴風雨とハリケーンも登場します。厚い雲に空が覆われ、強風や激しい雨、雷鳴と稲光が発生。屋根や街灯を伝う雨水や、濡れた物の見た目も作り込まれています。
出典:Game Informer:熱帯性暴風雨とハリケーンについて
動物は170種超。鳥60種超・陸上哺乳類30種超
特集では、陸・空・海を合わせて170種を超える動物が登場すると紹介されています。内訳として、鳥は60種超、陸上の哺乳類は30種超。そのほか魚や爬虫類なども含まれます。
具体的に紹介された動物
| 分類・環境 | 特集や抜粋記事で言及された動物 |
|---|---|
| 水辺・湿地 | マナティー、ワニ |
| 鳥 | フラミンゴ、ペリカン |
| 海 | 複数の種類のサメ、クジラ、エイ、カメ、クラゲ |
| 外来種など | グリーンイグアナ、野生化した猫、オオヒキガエル、アカゲザル |
中にはRockstar作品で初めて登場する動物もいます。開発チームは各動物の生態や見た目、動きを研究し、ゲーム内でのしぐさにも反映しています。
Rare・Discoverable・Legendaryの動物を追跡
GTA6では、珍しい動物や伝説の動物を探し、追跡することができます。特集では「Rare」「Discoverable」「Legendary」の3つの分類が紹介されています。
名称から考えると、Rareは出会う機会の少ない希少な動物、Discoverableは探索によって見つけられる動物、Legendaryは特別な個体として扱われる伝説の動物を指すと思われます。単に見つけにくさが違うだけでなく、探し方や追跡の手順にも違いがあるのかもしれません。
『レッド・デッド・オンライン』にも、伝説の動物を探して追跡し、観察や写真撮影を楽しむ仕組みがあります。GTA6でも、珍しい動物を探して各地を巡ることが、探索の楽しみのひとつになりそうです。
毛・羽・濡れ・汚れまで表現
動物の描写には『レッド・デッド・リデンプション』シリーズで培った技術も活用されています。見る角度によって色が変わる羽の輝きや、生き物が自ら光を放つ生物発光、体が透ける様子なども表現。毛皮は汚れで毛が絡まったり、水に濡れたりするほか、同じ種類でも個体によって毛色が異なります。
Game Informerの筆者は、フロリダの未確認生物「スカンクエイプ」が登場することにも期待しています。GTAらしい不思議な遭遇や探索の寄り道につながると面白そうです。
アクティビティとNPCの進化
紹介された8種類のアクティビティ
特集では、以下の8種類のアクティビティが紹介されています。息抜きに楽しめるだけでなく、ジェイソンとルシアの関係を深めるきっかけにもなります。
- ベースジャンプ(高い建物や崖などからパラシュートで飛び降りる遊び)
- ビリヤード
- ジム
- カヤック(小型のボートをパドルでこいで進む遊び)
- ミニゴルフ
- スキューバダイビング
- エアボート(大きなプロペラで進む平底のボート)
- ジェットスキー
住民の体形・肌・髪・服装が多様に
街の住民など、プレイヤーが操作しないキャラクター(NPC)は、身長や筋肉、体形だけでなく、体の部位ごとの脂肪の付き方までさまざまです。肌にはそばかすやほくろ、日焼けの違いがあり、地域の文化に合ったタトゥーや髪型、身だしなみも作り込まれています。
服装は地域や人物の背景によって変わります。素材、色、柄、ブランド、汚れや着古した状態、着こなしだけでなく、靴、時計、帽子、サングラスなどの小物も含めて差を表現します。
街で聞こえる会話にも力を入れており、ロサンゼルスにはNPCの会話を書く専任チームがいます。街並みに加え、住民の話し方や会話からも地域ごとの違いが伝わるように作られています。
特集で紹介された登場人物
ジェイソンとルシアの生い立ちや、2人と関わる仲間たちの背景も紹介されています。
| 人物 | 特集で紹介された内容 |
|---|---|
| ジェイソン・デュヴァル | 元軍人で、犯罪者に囲まれて育った人物。新しい人生や金銭的な成功を求め、序盤はレオナイダキーズの麻薬運び屋の仕事に関わります。 |
| ルシア・カミノス | リバティーシティ出身。父親から戦い方を学び、家族に関わる事情でレオナイダ刑務所へ。出所後は、よい暮らしを求める人物として描かれます。 |
| カル・ハンプトン | ジェイソンの友人。陰謀論に傾倒する、コミカルな存在として紹介されています。 |
| ドレクァン・プリースト | 音楽での成功を目指す人物。音楽レーベル「オンリー・ロウ・レコード」に関わります。 |
| ラウール・バティスタ | ラウールは、ある強盗の仕事をきっかけに、ジェイソンとルシアと仕事をするようになります。 |
| ブービー・アイク | 不動産や音楽、違法な事業にも関わる実業家として紹介されています。 |
| ブライアン・ヘダー | 経験豊かな密輸業者。自分の仕事を手伝わせる見返りに、ジェイソンへ住まいを提供しています。 |
| リアル・ダイムズ | ベイラックスとロキシーによるラップデュオ。高校時代からの友人で、ヒット曲や騒動を経て人気を取り戻そうとしています。オンリー・ロウ・レコードに所属。 |
Game Informerによると、ブライアンの声は俳優Stephen Rootが担当します。
ブービー・アイクは、バイスシティで不動産や音楽、違法な事業を手がける実業家です。Game Informerの筆者は、この人物像にはマイアミのラッパー、リック・ロス(Rick Ross)から着想を得た部分があるのではないかと予想しています。
人物ごとの背景や関連人物は、当サイトのGTA6の登場人物一覧(キャラ紹介)からも確認できます。
フロリダの現地取材と開発方針
開発チームはレオナイダを作るため、マイアミや南フロリダだけでなく、パナマシティ、ジャクソンビル、オカラ、小さな地方の町、林業や伐採の行われる土地なども取材しています。
元警官と夜の街を回る、クラブや海岸を訪れる、エバーグレーズやキーズを体験するなど、長年にわたる現地取材を実施。住民から文化や犯罪、警察の取り締まりについて話を聞き、都市と地方の方言、建築、屋内空間などを研究しています。
| 取材で紹介された開発者 | 担当・説明の主題 |
|---|---|
| Aaron Garbut | 開発責任者・共同スタジオ責任者。舞台選び、マップの広さ、街の密度、周囲と関われる要素。 |
| Rupert Humphries | 物語・脚本担当のシニア・バイスプレジデント。現地文化や住民、犯罪、警察の取り締まりを取材。 |
| Paul MacPherson | 環境美術担当のシニア・バイスプレジデント。北部や地方の景観づくり。 |
| Owen Shepherd | 光や映像描写を担当するバイスプレジデント。天候、雲、雨、風の表現。 |
| Michael Kane | ダイナミックアート担当のバイスプレジデント。動物の種類、見た目、動き。 |
開発チームが目指しているのは、華やかさと荒々しさ、豊かさと生活の苦しさが混在する土地です。マップを広げると同時に、街の細部や住民の密度、周囲と関われる要素も充実させ、都市と地方で異なる過ごし方を楽しめる世界を作っています。
南フロリダ出身のGame Informerの筆者は、自然を守ろうとする人々と開発、退職者と著名人など、フロリダの対照的な側面も紹介しています。街並みや交通の再現を評価するとともに、『レッド・デッド・リデンプション2』のように心に残る物語にも期待を寄せています。
出典・参考記事
Game InformerのGTA6特集と、関連する天候・動物の記事をもとにまとめています。
- Grand Theft Auto VI – Welcome to Leonida(2026年9月29日)
- GTA6の熱帯性暴風雨・ハリケーン(2026年9月29日)
- GTA6の170種超の動物(2026年9月29日)
- 第382号の表紙・特集発表(2026年9月25日)
- 2026年11月号デジタル版の公開告知(2026年9月29日)
- Rockstar Games:Game Informerアプリでの特集無料公開の案内(2026年9月29日)
- Game Informer:紙版の定期購読・配送対象国の案内
- Rockstar Games:レッド・デッド・オンラインの動物探索・観察

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